スティング

スティング(1973年)
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
主演:ロバート・レッドフォード・ポールニューマン

=感想=

作り方に趣があって、最後まで楽しめた1本だった!
実は、この映画を知ったきっかけは、ちょっといいなぁ~と思っている男の子に、好きな映画はなに?って
聞いたときに、「スティングかな?!」って言われて「なんだその映画?!」って思い、借りた一本。
見てみると、6部に別れていてそのタイトル通りに、話が展開していくんだ。
実に軽快で、すがすがしい詐欺っぷりだった。最後の最後まで、なになに?って感じです。
ロバートレッドフォードは、プラピに似てる~!とつくづく思いました。

=自分のための覚書=

第1部 THE SETUP
ロバート・レッドフォード扮する、フッカーが慕っていたルーサーに突如「そろそろこの詐欺の仕事から足を洗おうと考えている。続けるならゴンドーフ(ポールニューマン)の所へ行きなさい。」と言われてしまう。
納得のいかないフッカーは、「ルーサーのもとで働きたい!」と訴えたが聞き流されてしまう。
そんな夜に、ルーサーがフッカーと働いた詐欺事件がばれて殺されてしまった。その仕返しをしたいとフッカーがゴンドーフのもとを訪れる。ゴンドーフは、面白い!いい勉強をさせてあげよう!と話に乗ってきて、5人の有能な詐欺師を集め、ルーサーを殺したロネガンを殺しなしで、財産を奪おうと企む。


第2部 THE HOOK(つりばり)
5人が、古いビリヤード場を借り切り、有線場外競馬場?を作ってしまう。
酒場では、今回のロネガンをはめる計画のための50人近いエキストラを選ぶためのリストを入手していた。
その頃、ゴンドーフとフッカーは、ロネガンと同じ汽車に乗り、ポーカーのいかさまをするロネガンと対決するために、ポーカーに参加させてもらえるよう工面していた。ゴンドーフは、ポーカーに参戦。フッカーは、ゴンドーフの使いとして乗りこむ。ポーカーでは、いかさまをするロネガンを尻目に、ゴンドーフが楽勝を収める。
自分よりも上手のいかさま師がいることに腹を立てたロネガン。そんな彼のもとへ、ゴンドーフがフッカーを使いに行かせる。フッカーは「ゴンドーフが悪いやつで、あんたと組んで、ゴンドーフの店をのっとりたい。」とウソをつく。まんまとそのウソに引っかかったロネガン。font>


3部は、THE TALE(すじがき)
ゴンドーフが経営する有線場外競馬場?にロネガンを連れこむために、フッカーが絶対に勝てると、吹きこみどうにか、いんちき競馬に参戦することに。1回目は美味しい思いを…

4部は、THE WIRE(有線)
美味しい思いをして調子に乗ったロネガンに、今度はロネガンがお金をかける間有線をとめて、その間に勝った馬の名前を聞き出すから、必ず勝てる!と話をして信用させ、50万ドル持ってくると言わせてしまう。

5部は、THE SHUTOUT(しめだし)
またまたやって来たロネガンだったが、ゴンドーフの策略通り、支払直前で優先を流してしまい、受付を拒否する。その悔しい思いがロネガンをますますヒートアップさせて、また50万を持ってくるから、なんとかしろ!と言い放す。
そんな折、FBIがゴンドーフを捕まえるため、フッカーを捕まえた。フッカーは、FBIにいろいろと脅迫され、彼らの言いなりになってしまう・・・

6部は、THE STING(本番)
ロネガンの50万円詐欺のために、みんながそれぞれ本番に向けて下準備を始める。そこに、みんなが狙う50万を持って、ロネガンがやってくる。
ロネガンは、前回のようなミスを犯さないよう、足早にお金をかけてしまう。すべて作戦通りに進んでいたところに、FBIが乗りこんできて、ゴンドーフを捕まえた。
そのときFBIがフッカーに「おまえは行ってよし!」と言ったことで、裏切られたことを知ったゴンドーフは、フッカーを射殺。FBIもそんなゴンドーフを射殺してしまう。そんなところにいては、マズイと他の警察官が、ゴンドーフを連れて外に行こうとするが、50万もかけてしまったロネガンは、惜しくてその場を立ち去れない。しかし、警察官が力ずくで、その場から連れ去っていく。50万を惜しみながら…そして、それを見送ったFBIが「行ったぞ!」と一言いった途端、フッカーとゴンドーフが起きあがり、見事作戦成功!50万は彼らのもとに…




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